はてな君
大きな取引になる宅建業者は
やっぱり規制あるよね?
いずみん
もちろんあるよ。
業務上の規制とは、実際はモラルについて
常識的に考えると答えがでることも多いから
構えずにいこうね!
消費者が保護されるためにという観点から、宅建業者には業務上の規制が設けられています。
取引に関し、誇張した広告はされていないか?
守秘義務は守られているか?等がこの規制に当たります。
今回はいずみんが、宅建業者の業務上の規制について、わかりやすく説明します!
宅建独学で受かった人| #宅建業者の業務上の規制 をフクナビ宅建が解説!
はてな君
宅建業者は誠実にっていう意味かな?
いずみん
取引額も大きいし、お客様に損害を発生させないためにも規制は必要だよね。
宅建独学勉強| #業務に関する諸規定 フクナビ宅建が解説!
いずみん
この単元は難しい理屈はないから、安心して進もうね!
守秘義務
- 宅建業者だけでなく、従業者にも守秘義務あり
- 引退後、退職後も守秘義務はある
- 正当な理由があれば漏らしてもよい
※本人の承諾があれば守秘義務は対象外となる
告知義務
- 故意に不実を告げること(ウソをつく)
- 故意に事実を告げないこと(黙秘)
※これらをした業者は懲役に処せられることもある
※消費者は取消をすることができる場合もある
※告知は業者ではなく、従業者でも可
契約の誘因
- 宅建業者が、手付の貸与やその他信用の供与をすることで契約の締結の誘因をすることの禁止
- 手付の分割・後払いも禁止
※手付金の減額・手付に関しての銀行の斡旋はOK
※契約に至っていなくても処罰対象
断定的判断の提供の禁止
- 契約締結の際に、利益が生ずることが確実と誤解されるような断定的判断の提供の禁止
- 過失・契約に至らない場合もダメ
誇大広告の禁止
- 物件
- 環境(現在・将来について)
- 代金
これらについて
- 著しく事実に相違
- 実際より著しく優良・有利だと誤解されるような表示
をすることの禁止
取引態様明示の義務
宅建業者が、取引態様を明示する必要がある場合
- 広告をするとき
- 注文を受けたら遅滞なく
いすみん
宅建業の取引!復習しておこうね。
宅建独学勉強| #未完成物件についての広告の規制・契約の制限 を宅建合格者が解説!
はてな君
未完成物件でも広告できるの?
いずみん
未完成物件でも、広告ができることもあるんだよ。
未完成物件の場合
未完成の物件で、広告や売り出しがされ
トラブルになることを防止するためにも建物の建築確認・宅地の開発許可の前には
原則として広告・契約は禁止されている。
例外として賃借の契約のみ(広告はNG)
建築確認・開発許可前にもすることができる。
※広告は不特定多数への影響があるのと賃貸の契約は損害もさほどおおきくないから
建築確認・開発許可前 | 売買 | 交換 | 賃貸 |
広告 | × | × | × |
契約 | × | × | 〇 |
いずみん
業務上の規制は常識で考えるとわかることも多いから、問題文をよく読んで必ず正解しよう!